周防大島 給食に温かいスープ

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20181121/4060001561.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

周防大島町で大規模な断水が起きてから22日で1か月です。
断水の影響で町内の学校では給食の調理ができず、提供できるのはパンや牛乳などに限られていましたが、
PTAや地元の商工会などの協力で献立に温かいスープが加わることになりました。

周防大島町では先月下旬の貨物船の橋への衝突事故以降、町のほぼ全域で
1か月近くにわたって断水が続いています。
この影響で給食センターで調理ができず、小・中学校の給食はパンや牛乳などに限られていましたが、
こうした状況を改善しようと、PTAと地元の商工会などが即席のスープを確保しました。

20日は54人の生徒が通う久賀中学校で試験的に提供され、生徒たちが
電気ポットで沸かしたお湯を紙コップに注いでもらい、温かいスープを味わっていました。

町の教育委員会によりますと、21日からは断水が起きていない一部の離島を除く
町内すべての小・中学校で温かいスープの提供が行えるようになったということです。
女子生徒の1人は
「ずっと同じ給食というのが当たり前になってしまっていた。
スープをくれた人たちに感謝して味わいたい」と話していました。

重原冷子校長は
「ずっと同じ献立が続くとストレスにつながるので、子どもたちには喜んでもらえたと思います。
地域に支えられていると実感しました」と話していました。

11/21 22:44