ふるさと納税で明石ダコ保護

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20181121/2020002394.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ことし記録的な不漁となった「明石ダコ」について、明石市は、新たに
ふるさと納税による寄付金を活用して、保護のための活動に力を入れることになりました。

明石市の沖合で取れるマダコ「明石ダコ」は、明石海峡の速い潮の流れに耐えて、
引き締まった身が特徴で、全国的にも高い知名度を誇るブランドです。
例年は、年間におよそ1000トンが水揚げされますが、ことしはピークを迎える夏場に
漁獲量が低迷し、一部の漁協では、去年の同じ時期の5分の1にまで落ち込んだということです。

こうした中、明石市は緊急の対策として、来月1日からふるさと納税の制度を活用して、
全国から広く寄付を募ることになりました。
目標金額は1000万円で、
▼タコが卵を産み付けるためのつぼを海底に設置する作業や、
▼タコをむやみに取らないよう一般の釣り客に注意を呼びかけるための費用などにあてるとしています。

受け付けは来年3月末までで、明石市は
「不漁は近年続いていて、特にことしが深刻だった。将来にわたって明石ダコを楽しめるよう、
豊かな海づくりに手を貸してほしい」と話しています。

11/21 11:46