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駿府城跡で発見の金ぱく瓦公開 秀吉の権力示すとして注目
2018年11月22日 13時57分

静岡市の駿府城跡で新たに見つかった金ぱくが施された瓦の公開が22日から始まりました。豊臣秀吉が築かせた城があったことを示すものとして注目されています。

瓦は、ことし6月から7月に、発掘調査で駿府城公園内の天守台跡付近から330点見つかり、静岡市は、秀吉が築かせた城があったことを示すものだとして先月発表しました。

このうち、一部の展示が公園の展示場で始まり、一目見ようと訪れた人たちが写真に収めるなどしていました。

徳川家康が築いた駿府城は、家康が江戸へ領地を移していた間、秀吉が家臣に命じて治めさせており、金ぱくが施された瓦などは秀吉が権力を示していたことをうかがわせるものとして注目されています。

77歳の男性は「秀吉の破天荒な性格や当時の力が伝わってきます。金ぱくがはっきり残っていて、歴史のロマンを感じます」と話していました。瓦は、来年3月17日まで展示されます。