https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181123/k10011721141000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_048

7人死亡火事 入浴中で気づくのが遅れたか 福島 小野町
2018年11月23日 12時05分

福島県小野町で住宅が全焼し7人が死亡した火事で、警察は暖房器具を中心に火元の特定を急ぐとともに、1階にいた夫婦が入浴中で、火事に気づくのが遅れた可能性があるとみて調べています。

21日の夜、福島県小野町の塩田恒美さん(61)の住宅から火が出て全焼し、7人が遺体で見つかりました。

家族9人のうち、恒美さんと母のサクノさん(81)、娘の美紀さん(30)、美紀さんの長男の大輝くん(8)、次男の大翔くん(6)、長女の李帆ちゃん(4)、三男の皐大くん(3)の行方がわからなくなっていて、警察は亡くなったのはこの7人とみて、確認を進めています。

警察によりますと、恒美さんと妻が使っていた部屋がある1階の南東側の焼け方が激しく、火元の可能性があるということです。

恒美さんは体が不自由で、隣に住む人によりますと、妻は一緒に入浴していて火事に気づき、助けを求めてきたということです。

警察は暖房器具を中心に火元の特定を急ぐとともに、1階にいた夫婦が入浴中で、火事に気づくのが遅れた可能性があるとみて調べています。