【ソウル共同】韓国最高裁は29日、戦時中に強制労働させられたとして韓国人の元徴用工らが三菱重工業に損害賠償を求めた訴訟2件の判決を言い渡す。最高裁は10月30日に別の元徴用工訴訟で新日鉄住金への賠償命令を確定させたばかり。今回も原告勝訴の公算が大きく、日本側はさらに態度を硬化させる可能性がある。10月30日の判決以降、日韓両国は互いの非難を続けているが、着地点は見えない。

 判決が言い渡されるのは、元徴用工と元朝鮮女子勤労挺身隊員がそれぞれ起こした訴訟で、直近の二審はいずれも原告が勝訴した。

2018/11/28 14:41
共同通信
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