金融サービス会社リヴァーウッズ(Riverwoods)とカード決済サービス会社ディスカヴァー(Discover)の毎年恒例の歳末商戦買い物調査によると、米消費者の25%が2017年の支出額より多く使う計画だと答えた。

両社の合同調査は、18歳以上の米消費者2006人を対象に2018年10月に実施された。

ZDネット誌が報じた調査結果によると、ミレニアルズ(millennials)の35%と、Z世代(Gen Z)の33%は、昨年より多く支出すると答え、X世代(Gen X)の26%、団塊世代(Baby Boomers)の16%を大きく上回った。若い世代の旺盛なオンライン購入意欲が歳末商戦の小売市場を刺激することが明示されたかっこうだ。

米国の社会経済学上または統計学上、Y世代(Gen Y)として知られるミレニアルズとは、1980年代?1990年代後半または2000年代前半のあいだに生まれた世代で、Z世代は1990年代中盤から2000年代中盤に生まれた世代。

かたやX世代は1960年中盤から1980年代前半に生まれた世代で、団塊世代は1940年代中盤から1964年までに生まれた世代を指す。

調べによると、Z世代の80%は、クリスマス・プレゼントの購入にモバイル端末を使うと答えた。その割合は、ミレニアルズでは73%、X世代では62%、そして団塊世代では41%だった。若い消費者ほどモバイル端末で買い物することがあらためて裏付けられた。



U.S. Frontline 2018年11月28日
http://usfl.com/news/121309