>>278 >>1
一部抜粋
2008年02月03日
日本に乗り込むウォーターバロン;世論誘導しつつ、世界の水事業の民営化→支配を進めている
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2008/02/616.html

世界最大手水道会社、仏ヴェオリアが日本に参入
 世界最大の水道会社である仏ヴェオリア・ウォーターは日本の水道事業に本格参入する。
中堅水処理会社の西原環境テクノロジー(東京・港)を傘下に収め、自治体から上下水道の運営を
受託する。日本では規制緩和で水道運営の民間委託が解禁され、今後市場拡大が見込まれている。
官公庁にパイプを持つ西原環境を事実上買収し、日本市場開拓を急ぐ。
 日本法人のヴェオリア・ウォーター・ジャパン(東京・港)が西原環境を子会社化して
社長も派遣した。2006年に20%出資していたが、追加出資して比率を51%に引き上げた。
西原の新資本金は14億円。日本市場開拓を本格化するため今後西原の組織改革に着手する。

世界の水道事業は、ウォーターバロンと呼ばれる3社が世論誘導しつつ
巧妙に民営化の方向へ誘導してきた。
●世界の上下水道を支配する水男爵・ウオーター・バロンと呼ばれる3社
1、スエズ(フランス)1858年創業 スエズ運河を作った会社 ヨーロッパ最大級の
   エネルギー会社 傘下のオンデオ社が上下水道部門を担当している
2、ヴェオリア・エンバイロンメント(フランス)1853年創業 複合コングロマリットの
   ヴィヴェンディから上下水道部門が独立
3、テムズ・ウオーター・ユーティリティーズ(イギリス)1973年に設立された
   テムズ水道局が母体

この3社の賢いところは、「世界水会議」という組織をフランスのマルセイユに作り、国際連合や
世界銀行などと手を組み、専門家を使って「水道事業は民営化すべし」という国際世論を
作り上げたことだ

「上下水道部門を民営化しなければ、世界銀行が融資しない」という制度まで巧妙に作り上げている。