水道水の異臭 塗装工事影響、微量のトルエン検出

4日午前、神戸市北区東大池などの水道水からシンナーのような臭いが発生し、
市水道局が原因を調べたところ、微量の揮発性有機物質が検出された。
周辺約3700戸に配水する同区有野町唐櫃の配水池で行っていた塗装工事の影響という。
基準値内だが臭いが消えないため、同局は飲用を控えるように呼び掛け、6カ所で応急給水をしている。

同局によると、配水池にある二つのタンクのうち、一つで、今年6月から補修のための塗装工事を行っていた。
検出されたのはトルエンで基準値の約570分の1。直接混ざったのではなく、揮発して溶け込んだとみている。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201812/0011875079.shtml