>>71
 デマ吐きパヨク
なにが5倍だ


あと、水道の民営化でよく目にするのが、フランスのパリが水道事業を再公営化した件。
パリの水道料金が民営化で85年→09年の間で260%以上料金が上がったってやつですね。

これも調べてみましたが、

「パリ市の水道『再公営化』は、水道料金の急上昇が背景」
http://globe.asahi.com/feature/090525/side/05.html



タイトルで誤解を招きそうなんだけど、水道料金急上昇の背景には、

80年代の高インフレ(年10%以上のインフレ)を抑えるため、市が公共料金の抑制を行っていた。

その状態で

85年に水道民間委託 → インフレが落ち着いたので水道料金を適正価格に戻す

という事が主な原因っぽい。



それに、公的機関がインフラの整備更新を怠っていたため(料金抑制していた影響もあるので)、そのインフラの更新費用を民間企業が水道料金に上乗せした背景もある。



公営に戻した背景は、
市長が民間企業に懐疑的であったので(別の市で汚職事件があったから)、契約が切れるタイミングで公営に戻した。(インフラの更新も完了したので)

別に必要に迫られて戻したというわけではないですね。現にパリ近郊の144市町村でつくる水道事業組合は民間委託を継続しているとのこと。

あと、ついでにいうと、85年→09年の間で約70%のインフレが進行しているので、そんなに無茶苦茶な値上がりという感じはしません。
デフレが長期間続いていた日本人の感覚ではちょっと違和感ありますけどね。