携帯電話ショップのデモ機を使い、フリーマーケットアプリ「メルカリ」のアカウントを不正に作ったとして、静岡県警は5日、福岡県新宮町新宮、会社経営田村祐一容疑者(38)ら3人を私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕し、発表した。いずれもアカウントを作ったことは認めているが、一部は「犯罪ではない」と説明しているという。

 逮捕されたのはほかに、大阪府熊取町七山南、作業員石坂仁志(29)と福岡市東区和白東1丁目、無職舘山拓実(24)の両容疑者。

 島田署によると、3人は共謀して6月16日から20日までの間、静岡県内や東京都内の携帯ショップに並んでいるデモ機を使い、他人名義の電話番号などを入力して不正に9件のアカウントを作った疑い。アカウントはインターネットオークションで売買されていたという。

 昨年5月に静岡県島田市内の携帯ショップから情報提供があり、発覚。県警は動機などを調べる。

朝日新聞デジタル 2018年12月5日22時41分
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