夜の政治
自民・公明の与党は、6日の憲法審査会の開催を見送ることを決め、今の国会では、国民投票法改正案の審議や安倍総理が意欲を示してきた「自衛隊の明記」など、4項目の“改憲案”の提示は断念することになりました。

 「あすの憲法審査会は一切行わないと、こういうことで合意をいたしました」(自民党 新藤義孝 与党筆頭幹事)

 憲法改正などを話し合う衆議院の憲法審査会の与党幹事らは5日、会合を開き、今の国会最後の定例日にあたる6日の憲法審査会の開催を見送ることを決めました。先週、与党側が開催を強行したことに反発した野党側から、“見送るべき”という申し入れがあったことに配慮した形です。

衆参両院の憲法審査会は、今国会で一度も議論を行わないまま、来週10日の会期末を迎えることになり、国民投票法改正案の審議や安倍総理が意欲を示してきた「自衛隊の明記」など、4項目の自民党“改憲案”の提示は、来年1月の通常国会以降に持ち越されることになりました。(05日20:48)

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12198-139640/