石橋容疑者が今回の事故の約1カ月前にも、山口県下関市の一般道で同様の妨害走行を3件起こしていたことが分かっている。
そのうち5月9日の事案では、追い越そうとした車の進路を妨害して停車させようと幅寄せし、接触事故を起こしたという。
山口県警はこの事故で、自動車運転処罰法違反(過失致傷)容疑で書類送検していた。
石橋容疑者の知人らによると、石橋容疑者は足でハンドルを操作したり、自分の思い通りに行かないと、
相手の車に窓越しから「調子に乗るなよ」などと暴言を吐いたりすることもあったという。高速道路に限らず、悪質な走行は常態化していたとみられる。