12/6(木) 8:20配信

 【パリ賀有勇】フランスで燃料税増税方針などに抗議するデモが続いていることを受け、仏政府は5日、2019年中の増税を断念する方針を決めた。来年1月の増税を6カ月先送りする方針を4日に発表したばかりだったが、「先送りでは不十分」と受け止められ、再び大規模デモが実施される見通しになったため、再度の譲歩を余儀なくされた形だ。

 リュジ環境相が5日、仏BFMテレビで「19年中の増税は行わない」と明言した。デモ参加者の中には、マクロン大統領が今年1月に廃止した富裕税の復活を求める主張もあり、政府の再度の譲歩によって、デモを沈静化できるかどうかは不透明だ。

 フランスでは、11月17日から「黄色いベスト」運動による大規模デモが計3回実施され、計4人が死亡、治安部隊との衝突で多数の負傷者と逮捕者が出た。暴徒化したデモ参加者による破壊活動も深刻化していた。

 フィリップ首相は4日、デモを静めるために、増税の6カ月先送りなどを表明した。しかし、調査会社エラブの世論調査によると、政府の決定は「(デモ参加者の)期待に応えていない」との回答は78%に上った。4回目となる大規模デモを8日に実施することが、インターネット上で呼びかけられた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181206-00000013-mai-eurp

★1がたった時間:2018/12/06(木) 08:29:47.54
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