2018年12月6日 18時56分
昨年度、ふるさと納税で山形市に寄付をしたおよそ1万人の個人情報が、8日間にわたってインターネットで閲覧できる状態になっていたことがわかりました。

これは山形市の佐藤孝弘市長が6日、記者会見で明らかにしました。

それによりますと、昨年度ふるさと納税で山形市に寄付をした人のうち1万14人の住所や電話番号、寄付した金額など37種類の情報が、5日までの8日間、インターネットで閲覧できる状態になっていたということです。

寄付をした人が自分の情報が公開されていることに気づき、山形市に連絡したということです。

先月下旬、担当の職員がホームページを更新した際に操作を誤ったことが原因で、これまでのところ情報が悪用された形跡は確認されていないとしています。

佐藤市長は「個人情報の漏えいは決してあってはならず、寄付をして頂いた方に心からおわび申し上げます」と陳謝し、近く関係者を処分する考えを明らかにしました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181206/k10011737421000.html