戦争当事者になることそれ自体は、すさまじいまでの不経済
ただし戦勝国は不経済を、あるていど敗戦国に押し付けることができる
戦争の経済性は戦勝によって、不経済に見合うだけの成果を得るかどうかにかかってる

戦争経済単独について、もっとも有利なのは第三国だ
漁夫の利、高見の見物だ
すさまじい物資の需要が生まれ、しかも高騰する
外交的にも双方に頼られ、また邪魔されずに独自の外交が行える
ただし戦争の結末が自国の不経済にならないよう誘導する必要はある