東京・世田谷区で会社員の一家4人が殺害された事件など5つの未解決事件について、警察庁は公費から懸賞金を出す期限を7日から1年間延長することを決めました。

期限が延長されるのは、平成12年の大みそかに東京 世田谷区の会社員、宮沢みきおさん(当時44)の一家4人が自宅で殺害されているのが見つかった強盗殺人事件、平成19年、京都市左京区で、大学生の千葉大作さん(当時20)が刃物で刺されて殺害された事件、平成20年、愛知県豊田市で、高校生の清水愛美さん(当時15)が殺害され、ショルダーバッグを奪われた強盗殺人事件、平成22年、神戸市北区で、高校生の堤将太さん(当時16)が刃物で刺されて殺害された事件、平成22年、石川県加賀市で、コンビニエンスストア経営者の山崎外茂治さん(当時68)が刃物で刺されて殺害された強盗殺人事件です。

これらの事件では、7日から来年12月までの1年間に事件の解決につながる有力な情報を提供した人に、公費から懸賞金が最高で300万円支払われます。

このうち、世田谷区の事件は、地元の住民などで作る会が支払う懸賞金と合わせると、上限は2000万円になります。

情報はそれぞれの警察に設置された捜査本部で受け付けています。

2018年12月7日 5時26分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181207/k10011737961000.html