<仙台市・小中エアコン設置>国交付金、内示18億円 見込み5億円超下回る
2018年12月07日金曜日
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181207_11030.html

 仙台市の全市立学校へのエアコン設置に関し、国から内示された臨時特例交付金が18億円弱にとどまることが6日、分かった。市が同日開会の市議会12月定例会に提出した2018年度一般会計補正予算案では国の交付金を23億3200万円と試算しており、見込みを5億円超も下回った。
 市教委によると、文部科学省から4日夜にメールで内示額を伝えられた。補助単価などの詳細は明らかになっておらず、具体的に提示される12月中旬以降、補助額を改めて精査する。不足が生じる場合はその段階で財源を検討する。
 補正予算案には設置費用133億7800万円を計上し、財源は国の交付金のほか、110億円分は市債を発行し、残りは一般財源で賄う方針を示している。
 エアコン設置の対象は19年度に改築予定の学校などを除く小学校118、中学校64、幼稚園と高校、中等教育学校、特別支援学校が各1の計186校。