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「神戸ルミナリエ」始まる 夜の街に光の回廊
2018年12月7日 18時57分

阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとなっている「神戸ルミナリエ」が7日から始まり、色鮮やかなイルミネーションが神戸の夜の街にともりました。

神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災で亡くなった人たちの鎮魂と街の復興を願って、平成7年に始まりました。

神戸市中央区の会場では、はじめに集まった人たちが黙とうをして震災の犠牲者を悼みました。そして、午後6時になると、鐘の音とともにこれまでで最も多い51万個のLED電球が一斉にともされ、辺りは幻想的な雰囲気に包まれました。

訪れた人たちは、およそ300メートルにわたってのびる光の回廊を歩いたり、光の聖堂や光の塔などの作品を見上げたりしていました。

24回目のことしは、「共に創ろう、新しい幸せの光を」がテーマで、震災から再出発し復興を成し遂げた勇気と輝く光を胸に新たな歴史の幕を開こうという思いが込められています。

訪れた男性は「ことしもすばらしい光の色合いに感動しました。震災当時を思えば、いまは復興が進んだと改めて感じます」と話していました。

神戸ルミナリエは今月16日まで10日間の日程で行われ、期間中、去年と同じ340万人の来場が見込まれています。