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河野外相 各国大使に福島県産食品の安全性をPR
2018年12月7日 21時49分福島第一

原発事故による風評被害を払拭(ふっしょく)しようと、福島県産の食品の安全性と魅力を各国の駐日大使らにPRする催しが東京都内で開かれ、河野外務大臣が積極的な輸入を呼びかけました。

この催しは外務省と福島県が、東京・港区の迎賓施設、飯倉公館で開いたもので、日本に駐在する各国の大使らおよそ300人が集まりました。

この中で河野外務大臣は「極めて安心な福島の農産品が各国のマーケットに受け入れてもらえるよう、外務省と在外公館は力を合わせて努力していく」と述べ、各国に福島県産の食品の積極的な輸入を呼びかけました。

会場には、福島県産のくだものの試食コーナーが設けられ、糖度が20度を超える特産のあんぽ柿やシャインマスカットに各国の大使らが舌鼓を打っていました。

また、ことし9月に営業が再開されたサッカーのトレーニング施設「Jヴィレッジ」のコーナーでは、担当者が東京オリンピックのサッカー日本代表の事前合宿地に選ばれたことなど、福島の復興状況を説明していました。

福島県農林水産部の石本仁食産業振興監は「福島の復興の姿を世界にアピールしたい。風評被害はまだ厳しいが、こうしたイベント通じて輸入規制の緩和や解除につなげていきたい」と話していました。

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