2018年12月9日 15時17分
 格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパン(愛知県常滑市)は7日、中部―台北線を来年2月から就航させると発表した。同社として初の国際線で、今月中に運賃とダイヤを公表する。同社のジェニー麻友子若菜社長が同日明らかにした。

同社によると、1日1往復で、機体はエアバス320型機を使用する。若菜社長は「需要の高い路線であり、エアアジアグループとの連携もしやすい」と話し、将来的には増便の可能性も示唆した。

 中部国際空港を拠点とする初のLCCとなる同社は昨年10月、中部―新千歳便の運航を開始。現在1日2便から3便に増やし、平均搭乗率は80%超という。運航開始から1年が過ぎ、若菜社長は「まずまずの成果だったと思う。今後は国内の新規路線や中国、韓国方面の路線も検討している」と語った。

 同社は路線の拡大に備え、来年度中に機体を2機増やして、4機態勢にする意向という。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20181208-OYT1T50042.html