12/11(火) 8:37配信
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 青森海上保安部によると、10日午前9時15分ごろ、深浦町の広戸漁港から南南西約400メートルの海岸に木造船が漂着しているのを巡回中の海上保安官が見つけた。船内から北朝鮮国旗1枚が見つかった。第2管区海上保安本部の担当者によると、青森県沿岸を含む管轄内で漂着木造船から北朝鮮国旗が見つかるのは珍しいという。

 船体は長さ9.4メートル、幅2.8メートル、深さ1.6メートル。これまでに県内で見つかっている木造船と似ているが船体に文字はなかった。ロープ、燃料タンク、いかり、エンジンのような装置も見つかり、プロペラもあったという。船の周りに人影はなかった。

 青森県では昨年12月、佐井村長後長浜沖で発見された木造船で見つかった遺体から、北朝鮮の故金日成主席の肖像が描かれたバッジが見つかった事例がある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181211-00000003-webtoo-l02