0001ニライカナイφ ★
2018/12/11(火) 18:17:19.40ID:CAP_USER9大阪府警の警察犬として活躍した「ゲルマン（オス・シェパード）」。ＭＢＳが最初に取材したのは５年前でした。
「私の臭いが付いた布を６４あるロッカーの中の一つに入れてみたいと思います」（瀧元美理記者リポート・２０１３年）
記者は布を数秒握っただけ。ゲルマンはひとつひとつ、丁寧に臭いを嗅いで回ります。わずか２分後…布を入れたロッカーを当てました。
特に臭いをかぎ分ける能力に長けていたゲルマン。２００９年に大阪府太子町で生き埋めになった男性を発見。２０１３年の女児連続誘拐事件では被害者の所持品を見つけて犯人特定に貢献したとして、警察犬では全国初となる警察庁長官賞を受賞したのです。
ゲルマンとコンビを組んできたのは、大阪府警鑑識課の六車崇人巡査部長です。
「特にこの子の性格上、人懐っこい、人が好きなので、そういった人のニオイをよく感じとってくれたのかなと思います」（六車崇人巡査部長・２０１７年）
そんなゲルマンも、去年２月の取材時には後ろ足を引きずるなど衰えが目立つように…。人間でいうと、推定７０歳から８０歳になっていました。
「だんだんちょっと激しい運動ができなくなってきたんで」（六車崇人巡査部長）
この１か月後にゲルマンは引退し、元警察官の自宅で余生を過ごしていました。そして、９日午後１時半ごろ、息を引き取りました（１２歳）。六車さんは「寂しい気持ちでいっぱいです。まずはお疲れ様でした、ありがとうと言いたいです」コメントしています。
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