「平成の記念に皇室カレンダーを買いませんか?」 都消費センター、押し売りに対して注意喚起
Saori Ibuki2018/12/13 15:03
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センターは「2019年5月の改元に合わせて、『平成の記念に』などといった皇室関連商品の勧誘が今後も続くと思われます」と呼びかけています。

東京都消費生活センターは12月13日、「平成の記念にといって、皇室に関する商品の購入を勧める電話が何度もかかってくる」という相談が高齢者から相次いでいると発表した。
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今回の発表によると、センターには次のような相談が寄せられているという。

80代の母が一人暮らしをしている実家に帰省したら、分厚い写真集と領収書を見つけました。母に事情を聞いたところ、「平成の記念に皇室の写真を購入しないか」「気に入らなければ宅配便で戻せる」との電話勧誘があったそうです。

代金3万6千円のうち2万4千円を支払い済みで、届いてから日にちは経っています。返品・返金してもらうことはできますか?

他にも、「祖父母宅に皇室関係書籍などの勧誘が何度もあり、対応に苦慮している」「高齢の母の自宅に、3万円の皇室カレンダーの購入などを勧める電話がかかってきている。どこまで断り続けられるか心配」などの相談が相次いでいるという。

■ 8日以内ならクーリング・オフが可能

センターではこうした電話勧誘に対して、「商品が必要ないと思ったら、はっきりと断りましょう」と注意喚起している。

また、断りきれずに商品を購入してしまった場合でも、契約内容が記載された書面を受け取った日から8日間であれば、クーリング・オフで解約できる場合もあるため、消費生活センターに相談するよう案内。

「2019年5月の改元に合わせて、『平成の記念に』などといった皇室関連商品の勧誘が今後も続くと思われます。商品が送られてきてしまった場合など、困ったときは消費生活センターに相談してください」と呼びかけた。

(サムネイル:時事通信)
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