>>露製「ラーダ級」最新鋭潜水艦

あのねぇ・・・・、「ラーダ級」は「最新鋭」どころか、旧式で完全に失敗作というのが、
軍関係者の認識です
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★中国:ロシア潜水艦購入へ 静音性向上で米艦隊の接近阻止

【台北・大谷麻由美】中国が昨年末、ロシア製のディーゼル電気推進式の新世代潜水艦「ラーダ級(輸出版名・アムール級)」の購入に向けて、
ロシアと協定に調印したことが分かった。台湾の軍事関係者が明らかにした。中国が掲げる軍の近代化と「海洋強国建国」の方針に沿った動きで、
静音性を高めた中国製最新の「元級」では不十分と判断し、さらに音が小さい潜水艦の購入を決めたとみられる。
配備されれば、台湾海峡の有事の際、米国の接近を一層阻害することになる。

協定によると、購入するのはラーダ級4隻で、2隻はロシアで製造されたものを取り寄せ、2隻は中国で組み立てる。
完成と正式な購入契約は2、3年後になる見込み。

ラーダ級は、静音性に優れたロシアの「キロ級」の後継。90年代末に開発され、05年に洋上試験を開始した。

中国軍が保有する潜水艦は現在約60隻。94?02年にキロ級を購入したほか、99年には中国が初めて独自設計した「宋級」が就役。
04年にはキロ級の技術を導入して中国が開発した「元級」が初めて確認された。

元級はこの5年内、訓練で頻繁に使われてきたが、騒音対策が不十分で、米軍の音声サンプル採取を許してきた。

中国は南西諸島から台湾、フィリピンへと延びる「第1列島線」を設定し、侵入する敵をミサイルや潜水艦などで防ぐ「接近阻止戦略」を打ち出している。
台湾海峡有事の際、米国に関与させず、中国の国内問題として処理する意図がある。
ラーダ級購入の動きについて、台湾の軍事関係者は「米軍の空母にとって面倒が増える」と懸念する。

中国のキロ級などのほとんどは、米軍の接近阻止を目的に、浙江省寧波市象山にある中国海軍東海艦隊の基地に配備されている。
ラーダ級も同基地に配備されると予想される。

毎日新聞 2013年03月05日 02時30分
http://mainichi.jp/select/news/20130305k0000m030124000c.html