自衛隊が「邦人保護」訓練
(とっとり県)

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20181213/4040001765.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

海外の、治安が悪化した地域から日本人を救出する手順を確認する訓練が、
伯耆町にある自衛隊の演習場を中心に行われました。
自衛隊による海外での「日本人保護」の任務はおととし施行された安全保障関連法で可能になり、
従来から対応できた「輸送」のほかに「救出」や「警護」の任務が加わりました。

伯耆町の陸上自衛隊日光演習場などで行われた訓練には隊員などおよそ530人が参加し、
海外にある日本の関連施設が暴徒に取り囲まれたという想定で始まりました。
はじめにドローンを使って周辺の状況を確認したあと、日本から派遣された
陸上自衛隊の部隊が大型の装甲車で駆けつけました。
そして暴徒に対し立ち去るようスピーカーで警告したあと、
サイレンを鳴らしながら近づき、建物の前から立ち退かせていました。
そのうえで、小銃を構えた隊員が周囲を警戒する中、建物から日本人を救出し、
装甲車に乗せた日本人を安全な場所まで避難させる手順を確認していました。
また、救出した日本人を自衛隊の輸送機で運ぶ訓練も行われ、
外務省の職員が出国手続きをしたうえで、輸送機に誘導していました。

一方、今回の訓練では武器を使用して暴徒に対応する訓練も行われましたが、
防衛省は「手の内を明かすことになる」として公開しませんでした。

12/13 21:09