埼玉県桶川市で昨年１０月、当時１歳だった三男を衰弱死させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた父親の山辺拳士郎被告（２５）と母親の仁美被告（２５）の裁判員裁判の判決公判が１４日、さいたま地裁で開かれた。田尻克已裁判長は両被告に懲役６年（求刑懲役８年）を言い渡した。

　起訴状によると、両被告は昨年９月ごろに三男の晴（はると）ちゃんがやせ細っていたことに気付きながら、十分な食事を与えずに放置し、翌１０月９日に低栄養状態で死亡させたとしている。

　発見時の晴ちゃんは標準体重の半分以下の約３．８キロ、身長は平均より約１５センチ低い約６０センチだった。

2018.12.14 16:34|
産経ニュース
https://www.sankei.com/affairs/news/181214/afr1812140027-n1.html

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