アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事で、埋め立て予定地近くにとめたショベルカーなど重機3台が、
鍵穴を接着剤のようなものでふさがれるなどされていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
警察は、何者かが土砂投入を妨害するために行ったとみて捜査しています。

14日午前、名護市辺野古の埋め立て予定地に造られた護岸の近くで、
作業員がショベルカーを動かそうとしたところ、鍵穴に不審な液体がついているのを見つけました。

警察が調べたところ、このショベルカーなど現場にあった重機3台が鍵穴に接着剤のようなものを
大量に詰め込まれたり、燃料タンクに異物を混ぜられたりしていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

埋め立て予定地では、13日も、沖合に設置された立ち入り禁止区域を示すフロートが、一部切断されているのが見つかっています。

被害にあった3台は、14日の土砂投入に使うものではなかったということですが、
警察は、何者かが土砂投入を妨害するために行ったとみて捜査しています。

NHK NEWS WEB 12月14日 20時40分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20181214/5090005266.html