【栃木】バス終身無料乗車券、配偶者も交付対象に 免許自主返納で鹿沼市
配偶者にも交付されるバス終身無料乗車券
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東京新聞 2018年12月15日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201812/CK2018121502000149.html

 鹿沼市は、運転免許を自主返納した六十五歳以上の市民に交付しているコミュニティバス「リーバス・予約バス」の終身無料乗車券を、返納した人の配偶者にも交付できるように自主返納支援制度を拡充した。

 期限付きだった無料乗車券を二〇一七年八月に終身で使えるようにしたことに伴い、制度の一七年度利用者は三百四十二人と前年度の約二・六倍に増加。一方で「自分が免許を返すと配偶者の交通手段がなくなる」との意見もあり、今月から交付対象を運転免許のない配偶者にも広げた。

 拡充前に申請していた人も再申請すれば、配偶者に交付する。市生活課の担当者は「今後も制度を改善して、高齢者の交通安全や公共交通の利用促進を図りたい」と話している。 (小川直人)


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配偶者も「バス終身無料」 免許返納者の支援拡大 鹿沼市
市が交付する終身無料乗車券の見本
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下野新聞 11/23 5:00
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/102804

【鹿沼】佐藤信(さとうしん)市長は「いい夫婦の日」の22日、定例記者会見で、65歳以上の運転免許自主返納者を支援する市運行バスの「終身無料乗車券」を運転免許のない配偶者にも拡大すると発表した。12月3日から市生活課交通対策係で交付する。市によると配偶者も含めた支援は県内初の取り組みで、全国では兵庫県たつの市など数例あるという。

 市が昨年8月に県内他市町に先駆けて導入した「終身無料乗車券」は、コミュニティーバスのリーバスと予約バス(デマンド交通)が対象。2017年度の自主返納者は4〜7月は44人。8月から18年3月まで「終身無料乗車券」の交付を受けた人は298人に上った。

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