厚生労働省は17日、消費税増税への対応として、2019年10月から医師らへの人件費に充てられる診療報酬本体を0.41%、介護事業者に支払われる介護報酬を0.39%それぞれ引き上げると発表した。

 薬価については0.51%引き下げる。

 診療報酬改定はほぼ2年に1度で、次の定期改定は20年度に行われる。ただ、医療機関の仕入れは消費税が課されるが、保険診療は非課税扱いのため、政府は消費税増税に合わせて診療報酬を臨時で改定。医療機関の税負担を補填(ほてん)する。

 介護事業者が仕入れる物品も消費税が課されることから、介護報酬を見直してコスト増を穴埋めする。 

時事通信 12/17(月) 20:50
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