>>149
日銀買ってるの後でどうやって売るんだろう
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日銀のバランス・シートの資産のほとんど占めている
『かなり低い金利』の膨大な量の国債資産については、

「『償還時に、長い時間をかけながら、少しずつ手放していく』ことで減らしていく方法が、リスクが少ない
(その日銀が手放した分の国債の買い手が、新たに現れないといけないが)」
と言われている。

*株資産に関しては、国債のように償還時に手放していく方法が取れず、
株資産を減らすのは、株を売却していく方法がしかない。
(そのため、日銀に売却損や評価損が生じる危険性がある。)

※ちなみに、日経平均株価が暴落などしたりして、
日銀が保有している株資産の評価損が30%以上になると、
日銀はそれを計上しないといけないらしい。

ただ日銀の(異次元の金融緩和の)出口戦略やバランス・シートに大きく影響を与えるのは、
資産のほとんどを占めていて『かなり低い金利』の膨大な国債資産だろうから、

「日経平均株価が暴落しても、日銀は何とか持ち堪えるかもしれない。」
と個人的には思ったりする。

しかし、その時に実際になってみないと、素人の俺にはなんとも分からないところはあるね。※

*そして、確かにこれまで日本の株価を吊り上げて、
資産バブルを起こして来た主役の日銀が株を売却しようとした時、

「その日銀に代わる買い手が現れるのか?」と問われれば、
「なかなか難しいだろう」とは思うね。

逆に日銀の売却に乗じて、余計に暴落させよつとして売りまくる人たちが出て来る危険性も充分にあるだろうな。
(だから、日銀は保有する株資産を「売るに売れなくて」、
株価が暴落した時には、買い支えたり、手放さずに耐えるしか手が無くなると思う。)