メンバーの1人が宮崎市出身の人気デュオ、「コブクロ」を特集した宮崎市の広報誌の最新号が異例の人気を集め、インターネットのフリマアプリなどで転売されるケースが相次いでいることが分かりました。宮崎市は「正規の方法で入手してほしい」と呼びかけています。

「コブクロ」を特集した宮崎市の広報誌、「市広報みやざき」の12月号は、先月26日から配布が始まりましたが、足りなくなるところが相次ぎ、担当者が追加で届けているほか、「県外で手に入るところはないか」といった問い合わせも多い日には10件以上、寄せられているということです。

広報誌は無料ですが、インターネットのフリマアプリなどに確認できるだけでも100点以上が出品されていて、中には同じものを7冊セットで2100円の値をつけて出品し、落札されたケースもあります。

「コブクロ」は、メンバーの1人、小渕健太郎さんが宮崎市の出身で、ことし結成20周年を迎え、特集では冒頭6ページにわたって、歌に描かれた市内の名所などが詳しく紹介されています。

市によりますと広報誌の内容は市のホームページで確認できるほか、市の東京事務所や宮崎県の大阪事務所などでも配布しているということです。

宮崎市広報広聴室の宮里克朗室長は「地元を盛り上げたいという思いが一致し、特集することになりましたが、想像以上の人気に驚いています。まだ残部もあるので正規の方法で手に入れてほしい」と呼びかけています。

2018年12月18日 13時32分
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