17日午前、いの町にあるコンクリート製造会社の工場で、80歳の作業員の男性が両足を機械に巻き込まれ、高知市内の病院に運ばれましたが死亡しました。

17日午前9時50分ごろ、いの町本川にあるコンクリート製造会社の工場で、愛媛県新居浜市の作業員、伊東繁夫さん(80)が両足を機械に巻き込まれ、仰向けで倒れているのをほかの作業員が見つけました。

伊東さんは高知市内の病院に運ばれましたが、出血多量などのためおよそ2時間後に死亡が確認されました。

警察の調べによりますと、伊東さんは、「スクリューコンベアの清掃をする」とほかの作業員に伝えて、1人で作業をしていたところ、両足を巻き込まれていたということです。

この工場はコンクリートの製造を行う工場で、伊東さんが作業をしていたスクリューコンベアは、生のコンクリートを砂と水に分離する工程だということです。

警察は、近くにいたほかの作業員たちに当時の状況について聞くとともに、製造会社に作業の手順などに問題が無かったかを聞くなどして、事故の詳しい原因を調べています。

12月17日 18時37分
高知 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20181217/8010004010.html