https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181219/k10011751981000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_011

海上自衛隊 米英海軍と初の共同訓練へ 対中国を念頭か
2018年12月19日 4時09分

海上自衛隊は、アメリカとイギリスの海軍とともに日米英3か国の共同訓練を日本周辺の太平洋で初めて行うことになりました。海洋進出を強める中国を念頭に、3か国の連携を強調するねらいがあるとみられます。

海上自衛隊によりますと、共同訓練に参加するのは、海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」と、イギリス海軍のフリゲート艦「アーガイル」のほか、アメリカ海軍も艦艇を出すことになっています。

訓練は、今月22日に日本の南の太平洋上で行われ、戦闘の場面も含めてさまざまな状況を想定して、それぞれの艦艇の役割分担や情報共有の手順を確認することになっています。

海上自衛隊が、アメリカとイギリスの海軍とともに日米英3か国の共同訓練を行うのは今回が初めてで、海洋進出を強める中国を念頭に3か国の連携を強調するねらいがあるとみられます。

各国との共同訓練については、18日に閣議決定された中期防衛力整備計画でも「2国間、多国間の訓練を積極的に推進する」とされていて、自衛隊が、アメリカ軍に加えて各国の部隊との連携を強調する機会が増えるものとみられます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181219/K10011751981_1812190006_1812190007_01_02.jpg