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会社社長殺害 住民のあとに続きオートロック扉から侵入か 千葉
2018年12月19日 5時23分

千葉県佐倉市で、会社社長が殺害された事件で、強盗殺人の疑いで逮捕された元部下の54歳の男が、現場となったマンションのオートロック式の共用玄関から住民のすぐあとに続いて侵入したとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、事件の動機などをさらに調べています。一方、男は容疑を否認しているということです。

先月、佐倉市ユーカリが丘にある29階建てマンションの最上階の1室で、日本語学校を経営する会社社長の岩井二郎さん(75)が殺害された事件では、会社の元部下で、同じ佐倉市に住む無職の高野和彦容疑者(54)が強盗殺人の疑いで18日に逮捕されました。

これまでの調べで、岩井さんが最後に目撃された先月23日のマンションの防犯カメラの映像に、容疑者に似た男が、住民のすぐあとに続いてオートロック式の共用玄関から中に入っていく様子が写っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

警察は、このあとエレベーターで最上階まで上がり、事件を起こしたとみて、詳しい動機やいきさつをさらに調べています。

一方、調べに対して高野容疑者は「身に覚えがない」などと供述し、容疑を否認しているということです。