上り下り問わず、歩行の衝撃は下方向に向かう
上りならモーターと逆方向に、下りならモーターの順方向に、衝撃が加わり続ける
チェーンへの負荷も、一定の負荷が継続するのではなく、打撃が加えられるような負荷が断続的に加わる
階段昇降では体重の3〜5倍とも6〜8倍とも言われる負荷が膝にかかる
当然同じ負荷がエスカレーターのモーターとチェーンにかかる
瞬間的なそれだけの負荷に耐えられるものが仮に作れても高コストになり、それは運賃などに跳ね返る
重量増になれば施設構造がその重量に耐えられない可能性もあり、補強するとなればそのコストも運賃などに跳ね返る
大型化してしまい既存施設に収まらないことも容易に想像できる