ゴーンの覚書
「Fixed Remuneration」(確定報酬)の「Fixed」は「確定」と訳せないことはないのかもしれませんが、
変動・固定の「固定」とも訳せる(例:fixed costs=固定費)。
19日の日経記事でも、「Fixed Remuneration」を「固定報酬」と訳しています。
報酬を、金額が決まった「固定」部分と、業績などによって金額が動く「変動」部分に分けたときの
「固定」の意味しかないように思われます。
少なくとも、会社の支払義務が確定しているという意味の「確定」ではないでしょう。

その前に朝日新聞にリークしたcompensationも大失敗
「total compensation」(総報酬)
内訳として「paid compensation」(支払った報酬)、
「postponed compensation」(延期報酬)
も、ワイにビジネス英語では「compensation=補償」の意味で使うのがほとんどとゲラゲラ笑われて
特捜部は顔を真っ赤にしてRemunerationの表記を見つけたんだろうなぁw
それも給料の意味もある(給料なら顧問報酬とも言えるし請負報酬とも言える)

つまり、そのFIXEDはトータルを現す「総報酬、報酬合計」ぐらいの意味しか持たないとも言える

更に指摘すると、
“postpone”=予定されていたものが始まる前に延期が決定
“suspend”=予定されていたものが始まった後に延期が決定

ゴーンの覚書の“postpone”Remunerationは"受ける見込みが明らか"と言えるか?
予定されていたものが始まっていないんですwww

つまり、役員報酬枠を使ったモノではなく取締役会、株主総会で確定する前に
延期が決定したので滅多に用いない“postpone”という表現の英単語を使ったと考えられることから、
特捜部はやぶ蛇w
役員報酬枠を充てたモノではないことも明確ではなかろうか
通常ならサンペンデッドやdelayを使うが、確定した役員報酬枠の使用ではないので
その英単語を使ったと推察される

こじつけて 「確定報酬」と訳せるから有罪だという特捜部の屁理屈が新聞の一面とは日本は終ってますねw