かつて、特攻隊への批判が高まった際に出版された擁護本のように
「自発的」に参加希望した捏造エピソードが出回る予感

初めて隊員達に特攻の志願を募った時を、猪口参謀は次のように描写しています。
「集合を命じて、戦局と長官の決心を説明したところ、感激に興奮して全員双手をあげて
の賛成である。かれらは若い。(中略)小さなランプひとつの薄暗い従兵室で、キラキラと
目を光らして立派な決意を示していた顔つきは、いまでも私の眼底に残って忘れられな
い。(中略)これは若い血潮に燃えるかれらに、自然に湧きあがったはげしい決意だったの
である」