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中学校で115人がおう吐などの症状 集団食中毒か 北海道 函館
2018年12月19日 17時52分

18日夜から19日にかけて、北海道函館市の2つの中学校で、生徒や教職員、合わせて115人がおう吐などの症状を訴えました。2つの中学校の給食は同じ調理場から提供されていて、保健所は集団食中毒の疑いもあるとみて調べています。

18日夜、函館市立亀田中学校で、サッカー部の生徒や教職員、合わせて10人がおう吐などの症状を訴え、市内の病院で手当てを受けたほか、市立港中学校でも生徒16人が同じような症状を訴えました。

函館市教育委員会によりますと、症状を訴えている生徒や教職員はさらに増え、19日午前11時の時点で、2つの中学校で115人に上り、このうち12人が入院したということです。全員、症状は比較的軽く、快方に向かっているということです。

2つの中学校の給食は同じ調理場から提供されていて、18日はおよそ860人分のすいとんやコロッケなどが作られたということです。

函館保健所は集団食中毒の疑いもあるとみて詳しい調査を行い、原因の特定を進めています。

2つの中学校は19日は臨時休校の措置をとり、20日からは生徒に弁当を持参させ、授業を再開するということです。