米が3カ月ぶり利上げ、減速懸念 19年の予想、2回に下方修正
2018年12月20日 05時38分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018122001000661.html

 【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は19日、足元の景気過熱を防ぐため主要政策金利を0・25%引き上げることを決めた。利上げは約3カ月ぶりで、今年4回目。世界経済の減速や金融市場の動揺を懸念し、2019年の利上げ回数予想を従来の3回から2回に下方修正した。20年に1回利上げをして打ち止めにする見通しは維持した。
 金融政策を協議するために18日から開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で決定した。終了後に発表された声明文で、景気は「力強く拡大している」と従来判断を維持した。