先進諸国の消費者はゴミの分別や「エコバッグ持参」に努めているが、ほとんど無意味だ。
アメリカの場合、固形廃棄物に占める家庭ゴミの割合は3%にすぎない。
プラスチック製ストローの使用停止という外食業界の動きも似たようなもの。
本当に温暖化を阻止したければ、まずは牛肉の食用をやめることだ。
なにしろ牛が排出するメタンガスの持つ温室効果は、二酸化炭素の28倍にも達する。
(ニューズウィーク 2018年11月20日号)より