日本水産(ニッスイ)は12月20日、家庭用すり身製品と業務用食品を2019年3月1日出荷分より商品価格の改定をすると発表した。

対象商品と現行出荷価格からの改訂率は、家庭用すり身製品(ちくわ・かにかま・揚げ物などの練り製品、フィッシュソーセージ類)が5〜10%の値上げ。業務用食品が3〜13%の値上げ。

世界各国での食糧需要の増加、異常気象、収穫・漁獲の不良等による原材料価格の高騰や、国内外での人件費の増加、原油価格の高騰に伴う燃料・包装資材・副原料価格および物流費の上昇は、今や避けることのできない状況。特に水産物については、国内外での漁獲量の減少や海外での需要増などにより、価格が高騰していることから、今回の価格改定となったもの。


LNEWS 2018年12月20日
https://lnews.jp/2018/12/k1220301.html