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日本は平和条約に関するプーチン大統領の発言へのコメントは控える=菅官房長官
政治
2018年12月21日 17:05

菅官房長官は21日の記者会見で、ロシアのプーチン大統領の平和条約に関する発言に交渉の場以外でコメントすることは交渉に悪影響を与える恐れがあるため控えるとの考えを示した。

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20日、プーチン大統領の年次記者会見が開かれた。菅氏は、この記者会見での露日関係に関するプーチン大統領の発言への論評を求められ、「発言に一つ一つコメントすることは控える」と述べた。

菅氏は「わが国の交渉方針や考え方について、交渉の場以外で発言することは交渉に悪影響を与えるおそれがあるので、お答えすることは差し控えたい」と語った。NHKが報じた。
プーチン大統領は20日、日本との平和条約を締結する際には安全保障問題を考慮することがきわめて重要だとの考えを表した。

大統領は、米国のミサイル防衛(MD)システム要素の日本への配置計画をロシアは懸念していると強調、ロシアにとっては、米国の軍事インフラ配備について決定する際の、日本の米国からの独立性のレベルが明確ではないと指摘した。

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