>>305
海洋汚染の進行が早いから、大型魚類や鯨類が食べられなくなる時代が先に
来ると思う。
タンパク質の食糧難は国内の畜産、養殖を改善していくしかない。
海洋の食物連鎖の頂点に立つ、大型魚類・鯨類は、生物濃縮(生体濃縮)で、
有害物質が体内に蓄積される率が高い。
鯨の子供にも、汚染が引き継がれる。世代交代が遅いから、環境を改善しても
長期間、待たなければならない。
厚生労働省のサイトにも、鯨肉は脂肪が少なく健康に良い肉だが、
ハイリスクグループに属する人達(妊婦の方たちや幼児など)は、長期的に
継続して食べない方がよいと、注意喚起されている。
成人が食べる分には、今は何も問題ないし大丈夫だが、食料資源としての将来性
という点では、疑問符がつく。
生物濃縮については、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」に詳しい。
自分は、反捕鯨派、捕鯨推進派、どちらでもありません。
が、人間の食物の安全性、特に自然界にあるものについては、もっと細かく
見てゆく必要があると思う。