「電通」の女性社員が過労死してから3年が経つのに合わせて母親が手記を公表し、「過労死を防止するためには罰則の強化が必要だ」などと訴えました。

 大手広告会社「電通」の新入社員だった高橋まつりさん(当時24)は3年前の12月25日、長時間労働の末、自殺しました。
母親の幸美さん(55)は弁護士を通じて手記を公表し、「長時間労働とパワハラがなければ、今も元気で働き、好きな場所へ行き、おいしいものを食べ、大声で笑っていたはずです」「私の苦しみは消えることはありません」と振り返りました。
そして、「過労死を防止するためには、労働基準法違反の罰則を強化する法律の改定が必要だと思います」と訴えました。
最後には「日本の社会全体で働く人の命と健康が守られることを望みます」とつづっています。

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