大阪府教育庁は27日、頭突きなどの体罰を行った東大阪市立中の男性講師(60)を
減給10分の1とするなど、4人を懲戒処分とした。
講師は同日、依願退職した。

 発表では、男性講師は10月1日、1年生の理科の授業中、問題に正解した男子生徒に
「また塾か。自分の経験から考えなあかん」などと発言。
男子生徒が講師のことを「死ね」と言ったことを他の生徒から授業後に教えられて腹を立て、
胸で生徒の体を押したり、頭に頭突きをしたりした。

 府教育庁によると、講師は3月末で教諭を退職し、4月から再雇用されていた。
本来は減給6か月に相当するが、雇用期間が来年3月末までのため、残る期間を全て減給とした。
講師は、教諭だった2000年と09年にも、生徒への体罰で処分を受けていたという。

 このほか、車上荒らしをしている時に見つかり、被害者をボンネットに乗せたまま車を走らせて逃げたとして、
強盗未遂罪で起訴された寝屋川市立中講師(29)を懲戒免職にするなどした。

YOMIURI ONLINE 2018年12月28日 07時31分
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181227-OYT1T50116.html