>>320 「自由主義経済なら企業間の価格競争のもとで 需要と供給によって値段が決まらないとおかしいだろうが」
多分だけど ちょっと説明が違うと思う。

完全競争市場では、需要と供給でモノの値段が決まる。これは正しい。
では、その完全競争市場を実現するのに何が必要かと言うと、独占禁止法とかアンチトラスト法。独占こそが完全競争市場の敵。

完全競争市場とは、
「小さい無数の売り手と小さい無数の買い手が存在し、だれも市場支配力を発揮できない状態」
を言う。
このとき市場は完全に効率的になり、消費者の利益が最大化する。
誰も独占支配をできない状態。
独占や寡占が消費者の利益を奪い市場を悪化させる。

日本が喧伝している”いわゆる自由主義経済”と言うのは、完全競争市場とは別のもの。
日本が喧伝している”いわゆる自由主義経済”と言うのは、独占企業の存在を推進している。