国家間でなにかこちらが損益を被るような事をされ、それを相手が認めなければ
必ず実効力のある制裁をしなければならないというのが正しいやり方であるが
これを日本は国として、今まで殆どやってこなかったという下地がある
今までと同じ事を繰り返すだけであれば今後も絶対に日本国民だけが迷惑を被り続けるだろう

スワップ再締結見送り、漁業協定関連、企業の引き上げ、フッ酸等輸出削減
そんなものは個別に起こった問題に対してやって当然の対応であり、
国としてナメたマネをされた(売春(慰安)婦、旭日旗や志願(徴用)工、レーダー照射)問題への
間接的な制裁にもあたらず、状況を省みない無法国に対しては何の効果も発揮していないに等しい

日本人のアホなところは、政府や財界、利権によって隠されている裏事情により、
日本の国民が蔑ろにされているのに、政府が「遺憾」「〜も辞さない」「断固」「受け入れられない」
などと発言すると「力」を得た気になり、それ以上の言葉「国際司法裁判所」などという
喉から手が出る程欲しいワードが飛び出ると拡大解釈の上に狂気乱舞してしまう点だ

直接的かつ効果的な実効力がある、相手が土下座せざるを得ないようなカードや
制裁法を豊富に持ちながら、実際にはそれを一つとして行使していないのが日本の現実であり
それは領土を奪われても、条約を反故にされても、国際法を無視した対応をされても
今までの凡例を見れば明らかで、誰も反論はできまい
但し、今はネットの普及で国民が事実を知る事ができるようになってしまったが故、
前より少し言葉のトーンを上げて、さも適切な対応をしているように装うようになったがね

今回も水面下で調整して終了にならない事を祈るよ