この冤罪だけ切り取ると元被告への同情の念を禁じ得ないが、加害者と被害者が一体となった構造を鑑みると、税金を原資として賠償金が支払われるのは納得がいかない。この事件のために警察が捜査したことさえ金の無駄に思える。家族間の揉め事は民事不介入として欲しい。
成人した孫が10年後に証言を翻したのも、初めから時効を狙っていたと考えられる。
かといって、全く物証も無いのに起訴した検察や推定無罪の原則すら無視して実刑を下した裁判官の瑕疵は明白であり、彼らこそ国家に対して賠償責任を負うべきである。彼らに対しては、被告を刑務所という名の3食付きの施設に数年間無償で宿泊させた費用を負担して貰いたい。