省エネ家電買い替え 10月から都が新制度
2019年1月8日 8時08分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190108/k10011770401000.html

東京都は、消費税率の引き上げに伴う景気対策などとして省エネ効果の高い家電に買い替える都民を対象に、商品券などと交換できる独自のポイントを付与する制度をことし10月に創設することになり、新年度の当初予算案に事業費として45億円を計上することを決めました。

この制度は、東京都が消費税率の10%への引き上げに伴う景気対策や地球温暖化対策の一環として、独自に創設するもので、消費税率の引き上げが予定されていることし10月から始めます。

対象となる家電は冷蔵庫とエアコン、それに給湯器の3種類で、省エネ効果の高い製品に買い替えた都民を対象に、商品券などと交換できる1万円から2万1000円相当のポイントを付与するということです。

省エネ効果の高い家電を購入した人にポイントを付与する制度は、国がリーマンショック後の平成21年5月からおよそ2年間行っていましたが、
その後、10年程度が経過して家電の買い替え時期を迎えていることもあり、都独自の制度の創設を決めたということです。

都は、新年度の当初予算案に事業費として45億円を計上するということで、1年半の間でおよそ63万台分の省エネ家電への交換を見込んでいるということです。