うそで低金利住宅ローンを利用か 中古マンション投資

個人が中古マンションを投資目的で買ったのに、銀行融資を受ける際に「居住用」と偽り低金利の住宅ローンを
引き出した疑いのある事例が大手ネット銀行で見つかった。融資資料が改ざんされていた疑いもあり、銀行が
調査を進めている。同様の不正は地方銀行でも出ている模様だ。

不正の疑いが出たのは、低金利の住宅ローンで知られる住信SBIネット銀行(東京)。
同行は三井住友信託銀行とネット証券などを傘下に持つ金融業SBIホールディングスの合弁会社。

関係者によると、住信SBIネット銀で昨秋、住宅ローンを延滞した顧客を調べたところ、融資申請時は居住用
としていたのに、実際は投資目的で中古マンションを購入していた疑いが浮上。資料の改ざんで年収も水増しした
疑いがあることもわかったという。

https://www.asahi.com/articles/ASM184CHLM18UUPI003.html

朝日新聞デジタル 藤田知也 2019年1月9日21時00分